天氣後報 II

夜明けの結晶生成管や小さなサイズ

2015.02.01 Sunday 21:33
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    結晶生成管。
    もともとは理科の結晶析出のための実験でした。

    が、
    結晶が生まれて育って降り積もる様子はとても心が和むのもでしたので、雑貨として販売してみました。

    最初は、結晶の中の温度が下がったところで結晶が析出する、理科実験仕様でしたが、過冷却が起ることも多いのと、温度が下がるまでかなり待つので、再製作した分については飽和温度は高めに設定しています。
    そのため、今度は逆に完全に溶かすことが大変になりましたが、実験ではないので、完全に溶かさなくても十分楽しめます。

    さらに、溶媒を着色してみました。
    これは以前製作していた際にも作ってはいたのですが、色素がどうしてもきれいではなく、また、色素の粒子を核に結晶が育ってしまったりするため、いろいろな染料を試してみました。

    結晶生成管/きらら舎


    青と一口に言ってもいろいろなバリエーションがあります。
    個人的には冷たくて深い青が好きなのですが、「冷たくて深い」なんて抽象的な表現では、なかなか難しいかと思うのですが。

    以前、硝子ペン用のインクを調合してもらっている時期がありました。
    そこでは、ベースの青色にかなり大量の赤色を混ぜていました。
    これ以上赤を多くすると紫がかってしまうというギリギリな美しかったのですが、壜に入っているインクの色と実際に書いた時の色では違いもあり、本当に好きな色の2〜3歩手前で、赤色投入を止めていました。

    現在、レジンに使用している青色染料も数種類あるのですが、銀河レジンにベースとして使用しているほうが、個人的に好みの青です。

    上の試作では一番手前の色に仕上げたかったのですが、色素の溶媒に問題もあり、また、それに近い別の染料では色素の粒子が溶けきれず、試行錯誤を繰り返した結果、今回の色となりました。

    結晶生成管/きらら舎


    溶媒である純水を着色しています。

    結晶生成管/きらら舎

    結晶生成管/きらら舎

    結晶生成管/きらら舎

    結晶生成管/きらら舎


    また、サイズ違いも作りました。
    本当は現行サイズで結晶を眺めるほうが見ごたえはあるのですが、小さいほうがいい場合もあるかもしれないと、半分のサイズです。

    結晶生成管/きらら舎

    小さなサイズに関しては、スタンドはシンプルなものだけ製作しました。

    お好みのもので、結晶が生まれて育つ様子をお愉しみください。

     
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    結晶生成管/夜明け

    2015.01.20 Tuesday 09:43
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      昨日、久しぶりに結晶生成管を10本ほど作りました。

      少し前に、Twitterだったかしら、
      「以前販売していた結晶生成管の夜空ヴァージョンを作る予定はないですか?」
      と、いうお問い合わせをいただきました。

      結晶生成管を販売し始めた時に、少しだけ青色と少しだけ桃色に着色したものも、販売していたのです。
      ただ、染料をもう少し検討しようと思いながら、結局そのままになっていました。

      今回、青色のみ試作しました。

      結晶生成管/きらら舎

      結晶生成管/きらら舎

      まずはこのくらいの濃さで。

      人工結晶は、とても粒子が細かく色の濃い染料を使用しているので、析出し成長する結晶にも色が付くのですが、このくらいの染料の量で、しかも、成長するといってもわずかなので、析出した結晶は白く、きれいです。

      夜中、降っていた雨の音が、いつのまにか聞こえなくなり、
      あんまり静かになったので、明け方ふと目を覚まして、窓の外を見ると、
      黎明の空の青い輝きの中で、雪がしんしんと降り積もっている・・・・・そんな風景です。

      販売は未定です。
      もう少し試作&実験してみます。
       
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      天氣管

      2015.01.20 Tuesday 09:25
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        天氣管。

        数年前に何本か製作して販売したり、観察日記と考察を豆本に仕立てたりしているもの。

        ストームグラスとも呼ばれ、19世紀のヨーロッパで使われtいた気象予報の道具です。
        コルティという人が発明し(たとフィッツロイの記録にあります)、その後、気象学者のロバート・フィッツロイが世に広めました。
        初めて天気管というものを知ったのは、ジュール・ベルヌの小説『海底二万里』によります。『海底二万里』の潜水艦ノーチラス号にストームグラスなるものが設置されていて、ハラハラドキドキの冒険やニューアトランティスの遺跡などと同じくらい興味を持ちました。 (もともと、映画やテレビドラマをを見て「好き♪」と思う原因の多くは、そこに登場する小道具に因ることが多いのですが、これは子供の頃からのことでした)

        その後、結晶生成管と一緒にきらら舎にて販売し始めたわけですが、販売しているからには説明をしたいと、その日の気圧や天気や温度と一緒に観察日記を付けていました。
        それを豆本に仕立てました。

        個人的には、結晶のでき方や形、量は、気温と温度変化に因ると考察しています。

        ただ、フィッツロイの時代から伝わっている、天気管の読み方で、毎日の結晶の形を観察するのも、あるいはインテリアの一つとしても楽しいかもしれません。

        それと結晶生成管のためにKentStudioが製作した、ライト付きスタンド・・・・・これで天気管を観察するときれいでした。

        天氣管/きらら舎

        天氣管/きらら舎


        残念ながら、長い間放置していたため、こんな結晶です。

        結晶生成管も同様ですが、長い間結晶が蓄積していると、ちょうど降り積もった雪が氷河の氷になるように、重さで固められてしまいます。
        結晶生成管の遊んだ後の結晶は、試験管の上部にまで白い結晶が降り積もっている状態ですが、そのまま長い間放置すると、結晶は透明度を増し、だんだん量が減っているように見えるかと思います。

        結晶生成管も天気管も時々、湯煎で、結晶を溶かすといいのです。

        天氣管/きらら舎



        天氣管/きらら舎


        天氣管/きらら舎

        天氣管/きらら舎



         
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        人工結晶/オイル壜

        2014.07.23 Wednesday 10:29
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          博物ふぇすで販売予定の人工結晶。

          今日はインク壜のほかに、オイル壜で育てたものをいくつか。

          本当は硫酸銅の結晶を販売できればいいのですが、薬事法違反になりそうなので、キットを使って育成したものです。

          july1.jpg

          香りのよいオイルを入れて、アルコールランプの芯で炎をともすもの。
          これに育てました。

          雪色結晶はちょっと様子が違って育ちました。

          july2.jpg

          白はこんな感じや直方体の単結晶みたいに育つものが多いようです。
          成分的にはほとんど変わらず、違うのは色素部分だけなのですが、面白いです。

          july5.jpg

          インク壜のほうの雪色は普通な感じに育ちました。
          ちょっとしょぼいけれど、これはこれで育成中止。

          july3.jpg

          july4.jpg

          青色のごっついバージョン。
          先の雪色と似たような形です。
          2か所で育った双子です。

          ごっついのは容器の形のせいなんじゃないの?とも言われそうですが・・・

          july6.jpg


          この形でも、細い結晶が育ったものもあります。

          july7.jpg


          july8.jpg


          一番のお気に入りはこれ。
          青いウニみたいになりました。
          これはカフェの窓辺に置くことにします。

          発送ができないため、通販では販売していない人工結晶完成版は、博物ふぇすてぃばる!で販売します。
          売れ残ったらカフェで継続して販売します。

          この他にもまだまだ育てていて、ちょっと変わった育て方をしているのは、博物ふぇすてぃばる!で配布する冊子(きらら葉特別版)に書いておきます。

           
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          人工結晶/インク壜

          2014.07.20 Sunday 21:57
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            キットとして販売している結晶のモト。
            薬品の正式名称は リン酸二水素アンモニウム。

            販売時はキットとしての販売元の解説書を同封していて、そこには結晶は育つ条件として20度以上、それ以下の場合は長い時間が必要という旨のことが書かれていますが、液体温度の低下と水分蒸発による過飽和の結果の結晶析出だと思うので、ちょっと違う条件下で育成実験しました。

            まずはインク壜。


            青色結晶育成/きらら舎


            青色結晶育成/きらら舎

            青色結晶育成/きらら舎

            青色結晶育成/きらら舎

            青色結晶育成/きらら舎

            青色結晶育成/きらら舎

            青色結晶育成/きらら舎


            青色の濃さは2種類。
            この他に雪色も育てていますが、全く違った結果になりそうです。

            とりあえずはこれで2日目。

            他の容器でも育てていて、溶液を捨てて、このまま乾かして問題がなければ、博物ふぇすにて販売します。
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