天氣後報 II

2月の鉱物標本/翼みたいな透石膏

2017.02.03 Friday 17:52
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    メキシコ産の透石膏です。

    双晶で魚のしっぽみたいだとフィッシュテールとか言われるのですが、これは片翼って感じ。

     

    翼みたいな透石膏/きらら舎

    翼みたいな透石膏/きらら舎

    翼みたいな透石膏/きらら舎

    きらら舎実験室 | comments(0) | - | - |

    本ができました『遊べる鉱物図鑑』

    2016.10.12 Wednesday 17:03
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      今年の春より取り組んでいた本ができました。

       

      『遊べる鉱物図鑑』

       

      世界一楽しいとか、本当は嫌なんですが、タイトルだけは出版社の方針とか営業しやすさなどもあるのでいつもお任せしています。

      でも、さすがに、これはちょっと恐縮です。

       

      児童書なのですが、大人の方でも楽しんでいただけると思います。

      『鉱物レシピ』はとにかく詰め込みましたが、こちらは作る工程をじっくり説明しています。

       

      本当は6月末に発行する予定で進めていましたが、予想以上に児童書というものは大変でした。

      最初に書いた文章はほとんどリライトし、さらに小学校で習わない漢字は使えないことを原稿をすべて提出した後に知りました。

       

      一番大変だったのが鉱石ラジオ。

      鉱石ラジオ製作にチャレンジした方はご存知かもしれませんが、キットとして販売されているものを買って作ってみても全然鉱石ラジオじゃないんです。結局ゲルマニウムラジオが出来上がります。そこから先はどうやって鉱石回路を作るか、どうやって検波針を作るかなどはじぶんで工夫しなければなりません。

      まあ、わたしが購入したキットだけがそういうものだっただけかもしれませんが。

       

      そこでKentStudio監修にて鉱石ラジオの作り方を掲載しました。

      作る工程を1つ1つ撮影したり、部品も写真付きで説明しています。

      それでも数ページだけに説明をまとめることは難しく、

      大人用であれば回路図と完全な工程の説明を書いた文章だけで、そこそこわかるのでしょうが、小学生対象なので、配線を一目瞭然にしなければならないと。

      配線を全体でわかるように撮影することも検討されたのですが、何かの裏に配線が隠れていたり、そもそもこれの裏がこれっていうのがわかりづらく。結局、へなちょこな全体配線図を書きました。

      なぜかへなちょこなイラストがあるのはそういうわけです。

       

      蛍石の研磨やポップコーンロックについてもまとめました。

       

      蛍石の劈開に関しては、すべての工程を図で説明しています。

       

      ビスマスについては、少量の材料でできるような方法を掲載予定だったのですが、小学生の腕力や器用さを考慮して結局従来の鍋&プリンカップで作っています。

       

      それから錫の豆皿やスプーンなども作り方を掲載しました。

      これはいずれカフェのワークショップでできないかなと思っています。

       

      『遊べる鉱物図鑑』

       

      それから炎色反応実験も掲載しました。

      近所の薬局やホームセンターで買えるものを使っています。

      炎色反応のワークショップは、もう少しして日暮れが早まったら、理科室カフェでもやってみたいと思います。

      今回、コバルトグラスは使用しないで説明していますが、ワークショップではコバルトグラスを通して観察したりもしてみたいと思います。

       

      『遊べる鉱物図鑑』

       

      公式な発売日(本の後付けに記載されている日にち)は11月10日ですが、AMAZONでは予約が開始された模様です。  >> 遊べる鉱物図鑑

       

      AMAZONでの発売日は10月24日の予定です。

       

      なお、書店さん数件にて先着10名様分の特典を作りました。

      ささやかですが、方解石劈開片とビスマス欠片と湖南省八面体蛍石と栞と鉱物ラベルカードのセットです。

       

      とりあえず決定しているのはくまざわ書店浅草店です。

      その他決定次第、このページやツイッターにてお知らせします。

       

       

      きらら舎からの発送は10月20日開始を予定しています。特典は時期によって替わりますので、詳細は特設ページをご覧ください。

       

      >>きらら舎で注文   >>特設フォローページ

       

       

      また、『鉱物と理科室のぬり絵』の時と同じような栞を作りました。これは金曜日(10/14)くらいから配布します。

       

      『遊べる鉱物図鑑』

       

      裏の写真は切り取って壁に貼ったりして使えます。

      2種類あります。

       

      『遊べる鉱物図鑑』

      『遊べる鉱物図鑑』

       

      いずれも本のカメラマンの井上さんが撮影したものです。

       

      それから下の写真にある菱マンガン鉱の標本。

      この標本で「観察画」の描き方を説明しています。これはルーチカ相棒のTOKOさんに描いてもらって途中経過を撮影しました。ぬり絵とはまた別の絵です。

       

      描き方は本に掲載したとおりですが、自分でも挑戦したいという方のためにルーチカにてぬり絵カードとは別に博物画下絵カードを製作予定です。関連して、いろいろなグッズも企画しています!! お楽しみに!

       

       

       

       

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      理科室カフェのご案内

      2016.07.06 Wednesday 20:24
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        毎週土曜日の5時から。理科室カフェやっています。

         

        通常のワークショップはご予約の時間内であれば、ある程度自由に作ることができるのですが理科室カフェでは説明を聴いたり実験を見てるだけと言ったものが多くなっています。

        しかし、1人で楽しむには高価な材料や少ししか使わない試薬などを準備することなく見物できるので、一風変わったパフォーマンスとして、お楽しみいただければ幸いです。

        テーマに合わせて、ご自宅でも楽しめるキットをご用意している場合もあります。

         

        開催については内容をご確認後、ご予約の上、ご来店ください。

        ご予約時には対象となるワークショップの写真をアップします。

        また、できるだけ1か月先くらいまでを掲載しますが、3週間以上先のものや生体を使ったものの場合は変更する可能性があります。予定は予定で、確定はご予約開始直前となりますことを予めご了承ください。

        終わったものも、ローテーションで再度行っていきます。

        終わったものに関しては開催当日の詳細記事へのリンクもはって(当日撮影する余裕があれば)、末尾に移動しますので、ご参加できなかった分については末尾の「記録」をご覧ください。

         

         

        理科室カフェはほぼ毎週最後の時間でテーマを決めて行います。

         

        用意しているお土産キットは数に限りがありますので、ご予約時に合わせてご予約ください。

         

        なお、生体を使うものについては当日、止むを得ず変更する場合があります。変更する場合もご連絡はしませんので、変更する場合がある旨、予めご了承ください。

         

         

         

        チビビスマス

        小さな容器で小さな結晶を作ります。通常のビスマスワークショップとは別で、自分で作ってみたい方用で、カッコいい結晶はできません(なにせ容器が小さいので)。

        当日は作った結晶と使った容器もお持ち帰りいただけます。

         

         

        蛍石八面体劈開割

        参加者の方のレベルに合わせて割る石とどこまで整形するかを選べます。

         

         

        人工ルビーづくり

        本来はベルヌーイ法などで作る人工ルビーですが、これをちょっと以外なもので作ります。

        できたルビーはほんのちょっとであまりきれいではありませんが、それでも自宅でルビーができるのはちょっとワクワクします。

         

         

        海月観察会

        ミズクラゲのストロビラとタイミングがあえばエフィラ発生を観察します。

        また、ミズクラゲポリプ、サカサクラゲやエイレネクラゲなども観察し、給餌をします。

        希望者はクラゲをお持ち帰りいただくこともできます。生体のみでもOKですし、飼育セット付きも選べます。

         

         

        炎色反応実験

        さまざまな試薬にて炎色反応実験を行います。

        劇薬指定以外の試薬はご自宅でも実験ができるお土産として差し上げます。

         

         

         

        天気管、結晶生成管 I・ II

        天気管を一般的に入手できる試薬で作ります。

        結晶生成管 I も作ります。

        作るものはどちらか一方でも両方でもかまいません。

        (作ったものはお持ち帰りいただけます)

         

        結晶生成管を作られた方にはポストカードを差し上げます。

        また、天気管を作られる方はこちらで用意する試験管数本分の量を作ります(少しだと誤差が響くので)。

        余った液もお持ち帰りいただけます。

         

         

        参加費用 ¥2000(天気管か結晶生成管Lサイズ含む)    >>前回のレポート

         

         

         

         

        【 記 録 】

         

        7/16 (土) 酸化と還元 不思議な色水遊び

        まるで手品のような、妖しい実験室のような鮮やかな色水を作ります。

        魔法の水は、作るところからお客様に行っていただきます。

        透明な水を一振りすると………

         

        お土産キット

        魔法水の素と粉と色の素

         

        理科室カフェ/きらら舎

        振ると・・・・・

         

        理科室カフェ/きらら舎

        参加費:1800円

        お土産:1000円

         

        反応が終わってしまった溶液もそのまま放置しておくと色が変化します。

        茶褐色から赤が濃くなってきます。

        それはそれで面白いです。

         

         

        7/30(土) 浸透圧 水中庭園(ケミカルガーデン)  

        液体の中に金属塩を入れるとニョキニョキと成長します。その様子はまるで水中草のようです。

         

         

        小さな水槽を各テーブルに1つ用意しました。

        ケミカルガーデン/きらら舎

         

        ケミカルガーデン/きらら舎

         

        ケミカルガーデン/きらら舎

         

        ケミカルガーデン/きらら舎

         

        ケミカルガーデン/きらら舎

         

        このあと、少し小さなボトルに比重を大きくしたものを用意して追加実験を行いました。

         

        金属塩は水に溶けます。

        珪酸ナトリウム水溶液の中で金属塩が溶けるのですが、すぐにシリカゲルの薄い膜ができます。膜の内側(金属塩側)と外側(珪酸ナトリウム水溶液側)では濃度が異なるため、外側から水が浸み込んできます。浸透膜の原理です。

        水がどんどん入ってくると最初にできた膜が破れ、中から金属塩が外へ流出します・・・・・が珪酸ナトリウム水溶液と接触して、すぐにまたシリカゲルの膜ができます。

        これを繰り返すことで、まるで水草が伸びていくようににょきにょきと成長する・・・・・というわけです。

         

        テーブルによって硫酸アルミウムの成長が異なっていたのが不思議です。

        硫酸ニッケルと硫酸銅は予め小さな結晶を作っておいたのですが、それよりも試薬のままの細かいもののほうがきれいに成長しました。

        実験の翌朝はまた違った様子になっていたのですが・・・これは、そのままカフェに展示しておきます。

        お土産をご購入くださった方は、ご自宅でゆっくりお楽しみください。

         

         

         

        参加費:1800円

        お土産:1000円(ケミカルガーデンベースボトル、金属塩5種類)

        ※ 当日の実験で使用する金属塩の中で劇物扱いに指定されていないものだけのセットです。

          振動を与えなければ長期間飾って楽しめます。

         

         

         

        8/6(土)   ゾウリムシやボルボックスなど植物性プランクトンの観察

         

        ボルボックス/きらら舎

         

        ボルボックス、ゾウリムシ、ミカヅキモなどの観察をします。

        まずはモニター顕微鏡でそれぞれの姿を確認します。

        次に実体顕微鏡で動く姿を観察します。実体顕微鏡はスマホもセットできますので、スマホ撮影もお楽しみください。

        ご希望の方にはLeyeもお貸しします。

         

        さらに、お一人づつにマイクロスコープをお渡しします。きらら舎で¥800で販売している(メーカー小売希望価格¥1500のもの)マイクロスコープで、これで再度お好きなものを観察したり撮影をしたりしてください。

        使ったマイクロスコープはご希望があればそのまま参加費用+¥500にてお持ち帰りいただけます。

         

        参加費用 ¥500

         

        お土産キット

        ゾウリムシボトル ¥1000

        ボルボックスボトル ¥1000

         

        培養の仕方も説明します。夏休みの間プランクトンを育ててみるのはいかがでしょうか。

         

         

         

        8/13(土)   ウミホタルと夜光虫の発光実験、観察と発光物質の酵素による酸化発光実験

        >>記録

         

         

         

         

         

        8/20(土) 蛍石八面体へき開

         

        8/27(土) 自由研究にも! 駆け足詰め込み理科カフェ

         

         

        9/3(土)  じっくり液晶(虹標本)

        いつものやつです。前週は駆け足での説明なので、今週はじっくり作ります。


        液晶/きらら舎

        液晶/きらら舎

        液晶/きらら舎

        液晶/きらら舎

        液晶/きらら舎

         

         

        参加費用:2000円

        小冊子、液晶のもと2袋(1つはご自宅で作るためのお土産です)、スポイト、ビン

         

         

         

         

         

        9/10(土)  ケミカルガーデン

        前回より試薬の種類を増やして行いました。

         

        9/11(日)  ビスマス

        日曜日カフェで行います。

         

        10/1(土) 天気管、結晶生成管 I・ II

        天気管を一般的に入手できる試薬で作ってみます。

        結晶生成管 I も作ります。

         

         

        参加費用 ¥2000(天気管か結晶生成管Lサイズ含む)    >>詳細

         

         

        10/8(土) 天体観測

        レポートはこちら  >>こちら

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        天気管 夏仕様(調整液付き)

        2016.07.03 Sunday 08:46
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          そろそろ夏休み。

          天気管にもあまり大きな結晶ができなくなってきました。

           

          そろそろ夏仕様を製作します。

          夏仕様は博物ふぇすてぃばる!より販売開始し、朝夕の気温が15度くらいになるまで販売予定です。

           

          天気管/きらら舎

          天気管/きらら舎

          天気管/きらら舎

          販売の仕様は通常の試験管サイズと大きな台セットのもの、それと気軽に楽しめる小壜入り。

          博物ふぇすてぃばるでは試験管サイズのものだけ販売します。

          それ以外は8月以降にきらら舎とカフェにての販売となります。

           

          夏仕様なので多少、温度が高くても結晶を観察できるように調整しています。

          秋になり、結晶が多すぎると感じた場合は付属の液をスポイト(スポイトも付属)で2滴ほど垂らしてください。

           

          また、試験的に色付きのもの、蛍光すものるも製作しています。

          色付きは8月以降にカフェでのみの販売。

          蛍光するものは博物ふぇすでも数本販売します。

           

          天気管/きらら舎

           

          ★博物ふぇすてぃばる!でご購入された方へ★

          お買い上げありがとうございます。

          当日はゆっくり説明する余裕がないと思われるため、ここに説明を記しておきます。

          今回の天気管はがたがたと輸送して展示したため、また、製作して数日しか経過していないため、結晶はなかなかできないと思います。

          【まったく結晶がない】

          調整液+ をスポイトで数滴たらしてください。2滴づつくらい様子を見ながら(最初の日は2滴。翌日も同じようであればさらに2滴・・・・・という具合)。白くなったら振って撹拌してください。

          落ち着くまでに時間がかかりますので、気長に観察してください。

           

          【もやもやした結晶が試験管全体、または上のほうに集中している】

          調整液−を上記と同じように、2滴づつ追加してから、そっと振って撹拌してください。

          落ち着くまでに時間がかかりますので、気長に観察してください。

           

          【もやもやした結晶が試験管の下半分以下にある】

          天気管がだんだん安定してきています。そのままできるだけ動かさないようにしてください。

          気温が急に下がる(明け方や空調を入れて一気に部屋を冷やした場合など)と結晶ができるようになります。

           

          天気管は直射日光が当たる場所に置くと経年で黄変する場合があります。

          それはそれでアンティーク風なのですが、できるだけ陽のあたらない場所に飾ってください。

           

           

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          人工結晶育成キットが届きました

          2016.02.20 Saturday 09:05
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            『鉱物レシピ』を読んでいただいた方の中には、もっといろいろな結晶の作り方を知りたいのに・・・と思われた方も多いかと思います。
            実際には「ARCANITE」「PRUSKITE」「PHOSPHATE」「PHOKENITE」など現在ポーランドで作られているようなものを紹介したかったし、硫酸銅に関してはキットを販売したいとも思っているのですが、日本の薬事法によりできません。

            前述のポーランド製の結晶と、自作の硫酸銅の結晶については、現在製作中の本に関連して、近日中にお見せできるかとは思います。

            ところで、本に掲載する以上は本を読んだかたが試薬を入手できなくてはいけません。
            そこで、結晶生成管、天気管に関しては、その試薬がAMAZONで販売されていることを確認して掲載しました。
            (その後、中国の爆発事故後くらいから、硝酸カリウムが簡単には入手できなくなったようです。最近では全くみかけません)

            ビフォスファマイトについては育成キットとして販売していた会社がありました。
            そして、その会社は科学技術館やミュージアムショップなどに広く商品を置いていて、あくまでも理科的科学的な商品扱いをしていたので好きでした。
            試薬として入手はなかなか簡単ではないので、本ではこの会社のキットを紹介しました。
            (一応本に掲載している写真は試薬と食紅で作っています)

            ところが昨年の秋で、この会社が教材販売をやめてしまったのです。

            その後、ビフォスファマイトを紹介した責任として、いくつかのキットをあたってみておりました。

            それで、ようやく、今年になって扱う対象が決まりました。





            色は定番のブルー、バイオレットに、新色のインディゴ、シーグリーン、ホワイト、ライトブルーを加えて合計6色。
            とりあえず仕入れました。
            価格も税込648円なので手軽に何色か育ててみるのも楽しそうです。

            上の画像は株式会社OTOGINOさんのもので、色は正しくはなさそうなので、
            本日より全色をカフェにて育成してその後、このページにて画像をアップしていきます。
             
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