天氣後報 II

グリーンヒドラの配布/きらら舎海月倶楽部

2017.05.01 Monday 20:36
0

    とうとう海月倶楽部(笑)

     

    本日発行、5月4日から配布予定のパキエドキララにも書いてしまったんですが、

    海月倶楽部つくりました。詳細はおいおい・・・・

     

    今回はカフェで配布するグリーンヒドラについて。

     

    グリーンヒドラ/きらら舎

     

    グリーンヒドラは淡水飼育です。

    長さ2〜3mmの緑色をしています。

    本来は細い体の上に触手が伸びている形。

    ヒドラとは海外版ヤマタノオロチ。

    触手のにょろにょろした感じと、切っても再生するところからそんな名前が付けられました。

     

    実際に幹細胞で自分の体を更新し続けることにより「永久の生命を持つ」ことが研究によって解明されました。

    実際には、理論上は不死身だよね!って生物は他にもいますが。

     

     

     

    グリーンヒドラ/きらら舎

     

    上の写真。

    緑色の細長いものが本来の姿。ぷっくりしているのはブラインシュリンプを食べたせいです。

    色もブラインシュリンプの色。

    かなり食べましたねww

     

    グリーンヒドラ/きらら舎

    上の写真で枝みたいなのが出てるのが、増殖中

     

    グリーンヒドラ/きらら舎

    絵で説明すると左が普通の形。

    体の横にこぶができてきて、それが伸びて、枝が生えるみたいにもう1匹ができてきます。

    触手の数はもっとあるのですが、省略しましたw

     

    このグリーンヒドラ。

    カフェのご予約をいただいた方へは無料で差し上げています。

     

    ご予約時(2日前の午後9時まで)にその旨ご明記ください。
    なお、当面の飼育セット(¥1000)も、ご用意しています。
    飼育セットには、飼育容器、ブラインシュリンプエッグと孵化用タッパ、孵化させたブラインシュリンプタッパ入、スポイトが付いています。

     

     

    で、ご予約いただいた方へ・・・・・

     

    ご来店時に容器をご持参ください。

    忘れた場合にはタレビンに入れます。

    しかし、すぐに容器の壁にくっつくので、まずは、飼育容器に水を出して、タレビンをカッターかはさみで展開して付着しているグリーンヒドラを爪楊枝などでこそげ落としてください。

    万が一ちぎれても、つぶれても再生します。

     

    餌はミジンコなどですが、家庭で飼育する場合にはブラインシュリンプを与えます。

     

    しかし、ここがポイント!!

    ブラインシュリンプは海水で孵化させる必要があります。

    これの用意をしておいてください。

    とはいえ、1週間くらい断食しても大丈夫です。

     

     

    ブラインシュリンプの孵化する塩分濃度は約2〜2.6%

    たくさんは要らないので、小さなタッパでの孵化でいいと思います。

    本当はきちんと保温してエアレーションが必要です。

    塩分温度や温度や入れる量によって孵化しないことも多いのでお渡し餌の説明をメモってください。

     

    海月観察会の際にお持ち帰りいただくミズクラゲやカフェで配布しているサカサクラゲ、グリーンヒドラなど、当面(増殖前)であれば5cmくらいの小さなタッパに2%の海水を入れて、耳かき半分くらいのブラインシュリンプの卵を入れ、よく撹拌して28度くらいになるところに置くと、約24時間で孵化します。

     

    実験の結果、あまり暖かいと孵化率が落ち、24度以下だと孵化するまでに時間がかかります。

    20度以下だと孵化しない場合もあります。

    海水の量に対して卵が多すぎても孵化しません。

     

    また、塩分濃度は3%くらいまでいけます。

    逆に2%以下だと孵化率が落ちるようです。

    しかし、グリーンヒドラは淡水生物なので、あまり高い塩分濃度で孵化させたものは使わないほうが安心です。

     

    ブラインシュリンプが孵化したら、コーヒーフィルターやお茶のフィルターでこします。

    もう2つタッパを用意し、まずは1つの上にフィルターを置いてブラインシュリンプをスポイトで吸い取って濾します。

    フィルターの上にいるブラインシュリンプに水をかけます。

    水はミネラルウォーターを使います。

    つまりブラインシュリンプを洗うわけです。

    洗った後は、もう1つのタッパの上に、フィルターを逆さまにしてミネラルウォーターをかけて、ブラインシュリンプを下に落とします。

    落ちたブラインシュリンプをスポイトで吸い取って給餌します。

     

    給餌の後には換水します。

     

    飼育容器と同じくらいか一回り大きな容器を用意し、飼育水を捨てます。

    そして新しい水を入れます。

    温度はできるだけ合せてください。

    (飼育容器と同じ場所にミネラルウォーターを置いておけばOKです)

     

    水は、水道水にカルキ抜きを入れて一日以上置いた水で大丈夫なのですが

    地域によって塩素が強い場合があり、少しでも塩素があると全滅します。

     

    なので、ちょっと贅沢ですがミネラルウォーターをおすすめします。

     

    グリーンヒドラ。

    買おうとすると結構高いのです。

    これは無性生殖のいい教材だからのようです。

    グリーンの原因は体内に共生させているクロレラ。

    直射日光は避けるようにして光を当てればクロレラが光合成をして栄養の分け前をもらえます。

    そのため、普通のヒドラよりも絶食に強いのです。

     

    また、雌雄同体なので自家生殖もするので、無性生殖と有性生殖の両方が同じ個体で観察することができます。

    温度が下がると自家生殖をして卵を抱えるというのですが、この温度でも卵抱えているものがいました。この卵は耐久卵です。

    しかし、卵を作ったヒドラは死んでしまう説もあり。どうなるか・・・

     

    グリーンヒドラ/きらら舎グ

    グリーンヒドラ/きらら舎グ

    食事中なので、みんなブラインシュリンプを捕まえています。

    真ん中の白いのが卵。

     

     

    来年出版予定の本には、グリーンヒドラくんも登場させてみたいと目論でおります。
    なので、ぜひ、海月倶楽部にて、いろいろな情報をご提供ください。

     

     

     

     

     

     

     

    海月など(第弐標本室) | comments(1) | - | - |

    海月倶楽部

    2017.04.12 Wednesday 13:29
    0

      地味にポリプを飼っていました。

      理科室カフェを始めて、まずはゾウリムシやボルボックスの観察会を開催してみましたが

      微生物はあまり人気がないようでした。

      小さなモニタに表示できる顕微鏡をカフェに置いておいて、朝からご来店の方にも見せていましたが、

      「うへええええ」という感想ばかり。

       

      それならば!!!とミズクラゲのポリプをストロビレーションさせてみることにしたのが我が家のクラゲ増殖のきっかけでした。

       

      ミズクラゲはまた秋になって涼しくなった頃にストロビレーションさせて観察会(配布会)を開催予定です。

       

       

      ポリプからクラゲがでるきっかけトリガーといいます。

      ミズクラゲのポリプからクラゲ(エフィラ)を出すトリガーは研究されていてかなり人為的に起すことができるのですが、

      この日に合わせてというのは素人には無理。きちんと設備を持った専門家の方に委託します。

      それでも1〜2日は、ずれることがあるので、観察会ではストロビラごとお分けしています。

      金額はストロビレーション委託料の負担です。

      (もちろん。持って帰りたくない方は見るだけでも参加できます)

       

      ミズクラゲの他には現在、エダアシクラゲ、エイレネクラゲ、サカサクラゲ、タコクラゲがいます。

      ミズクラゲ以外は水温が上がったほうがクラゲが出やすいようです。

      エイレネクラゲはわざと保温してみたりしてもなかなかクラゲ、でません。

      サカサクラゲは今年のお正月からずっとクラゲが出続けています。保温しているので温度のトリガーではないようです。

      エダアシクラゲは100匹ほどクラゲを出したところでストップしました。

      タコクラゲはサカサクラゲほど丈夫ではないので、もう少し様子見。

       

      ・・・・・ということで、先日ツイッターでお知らせしてから何人かの方に引き取っていただきました。

      ただ、以前に何かしら飼育経験がある方ではないと難しいことがわかりましたので、今回、正式に販売セットを作りました。

       

       

      ポリプとエフィラを同時に飼育できます(ポリプはオプションですのでクラゲだけでもOKです)。

      ポリプは上手に育てればどんどん増殖し、エフィラも出ます。

      クラゲ自体は長生きするタイプなので大きくなってきたら水槽を用意する必要があります。

      何年か生きます。

      エフィラは最初は毎日世話をしてください。

      水槽に移したら(2cmくらいから)週に2回ほどの給餌と光をあてることでサイズを抑えて飼育できます。

       

      うちのサカサクラゲは褐虫藻が少ない青いタイプです。光もカーテン越しのゆるい光で十分です。

      強い光だと飼育容器が小さいため、すぐに水温が上がってしまいますので注意してください。

       

       

      サカサクラゲ飼育セット ¥2000(¥0〜2000)

      (店頭引渡しのみ 2日前の午後9時までにご予約と合わせてお申込みください※1

      飼育容器と生体のみであれば前日でも間に合います。その場合は¥1200となります※2

      カフェご予約の方へは極小サイズ3個体は無料です※3

       

      エフィラ 5個体 

      飼育容器 各1つ 計2つ

      飼育水 500ml

      海水の素 500ml分

      ブラインシュリンプ 翌日分

      ブラインシュリンプエッグ

      ブラインシュリンプエッグ孵化容器

      大きなスポイト(クラゲやポリプの移動用)

      小さなスポイト(給餌用)

       

      ※1 ご予約の際に通信欄にサカサクラゲ飼育セット希望とご明記ください。

      ※2 ご予約の際に通信欄にサカサクラゲ生体のみ希望とご明記ください。

         生体のみの場合は、一応そのまま飼育できる容器付きです。

         ご来店前に海水とブラインシュリンプの用意をしてください。

      ※3 生体極小サイズをご希望の場合は飼育容器をご持参ください。

          極小なのはポリプ壜で生まれたものの救出が遅れたため、栄養不足によって縮んだもの。

          または、ポリプ自体が小さかった可能性もあります。

          孵化仕立てのブラインシュリンプしか食べることができません(それも無理な場合があります)。

          ワムシなどを培養されている場合は、併用してください。

       

       

      オプション:ポリプ ¥500 2個体(時期によってはエフィラ付き)

      2日前の午後9時までにご予約と合わせてお申込みください

      ご予約の際に通信欄にサカサクラゲ飼育セット希望+ポリプとご明記ください。

       

       

       

      飼育温度 20〜27度(30度くらいでも短時間ならば大丈夫です)

      海水濃度 2.6〜2.8%(3%では濃いので注意してください)

      (量が少ないので比重ではなく濃度で記載しました。濃度は海水の素と水から計算するか塩分濃度計で計ってください。ただし比重ではないと下のほうが濃い場合があるので、必ず、作ってから一晩おいたものを再度振って使ってください。

      使う前に再度塩分濃度を確認してください。

      濃いめを1本、ミネラルウォーターを1本用意しておくと調整できます。

      残り1cmくらいは捨ててください)

       

      飼育方法

       

      エフィラ

      当日、翌日は孵化したてのブラインシュリンプを付けていますのでそれをそのままスポイトで与えます。

       

      ブラインシュリンプ準備

      帰ったらすぐに

      (1)予備の海水をブラインシュリンプ孵化タッパに半分くらい入れる

      (2)ブラインシュリンプエッグをコーヒーのマドラーにすりきり1/4ほど入れて撹拌し、できるだけ温かいところに置く

      適温は28度です。

       

      孵化したブラインシュリンプの下処理と与え方

      できればワムシやブラインシュリンプを濾すネットを。代用品としてはコーヒーペーパーやセレックVフィルター、ティーバッグ用の袋などが使えますが、これでブラインシュリンプを濾します。

      (1)光をあてて集まったところをスポイトで一網打にして吸い取り

      (2)フィルターで濾し

      (3)海水かミネラルウォーター(カルキ抜きした水)をかけて洗い

      (4)容器の上でフィルターを逆さまにして海水かミネラルウォーター(カルキ抜きした水)をかけて容器に落とす

      (5)これを少量、スポイトでとって与える

       

      換水

      サカサクラゲは粘液をたくさん出します。

      まず、スポイトで体についた粘液やブラインシュリンプを吹き飛ばします。

      吹き飛んだ食べ残しや粘液をスポイトで除去し、一旦別の容器に水とクラゲを移し、容器を洗ってきれいな海水を入れて、クラゲを戻します。

      給餌を別の容器でやるという方法もあります。

      クラゲが大きくなってきてスポイトで吸えなくなってきたら、小さなおたまやれんげなどで移動してください。

       

      ポリプ

      ポリプはプラヌロイドを出して殖えます。

      ときどきクラゲを出します。

      他のクラゲより長生きで飼い易いです。

      さらにこれからの季節は保温しなくてもいいので、飼い易い季節です。

       

      エフィラとは容器を分けて飼育します

      (1)エフィラと同様にブラインシュリンプを与える

      (2)1〜4時間後、飼育容器を黒い紙の上に置き、プラヌロイドを吸わないようにしてスポイトで汚れた水を排出する

      (3)本当は完全に換水がベスト。しかし、プラヌロイドまで捨ててしまいがちなので、2/3を目安に水を捨てる

      (4)新しい海水を加える

       

      ポリプがクラゲを出し、エフィラが遊離したら、エフィラ飼育容器に移してください。

       

      サカサクラゲ/きらら舎

      サカサクラゲ/きらら舎サカ

      横っちょについている粒がプラヌロイド。

      これが泳ぎ、どこかに固着してポリプになります。

       

      サカサクラゲ/きらら舎サカサクラゲ

      さきっちょがクラゲになってきたポリプ。

       

      サカサクラゲ/きらら舎サカ

      サカサクラゲ/きらら舎サカ

      海月など(第弐標本室) | comments(0) | - | - |

      アルテミア倶楽部(ブラシュリ部)

      2017.03.21 Tuesday 14:03
      0

        自室のクラゲエリアにアルテミアの飼育壜があります。
        もともとアルテミアはクラゲエリアで飼育している海生生物の餌です。
        せっかく孵化させたブラインシュリンプを餌として与えるのは多少抵抗があるのですが
        まあ、冷凍のブラインシュリンプを使っても同じことなので毎日孵化させて給餌しています。

        しかし、餌となって消費されるのは仕方ないとしても、生きているものを捨てることに抵抗があります。

         

        小学生だった頃には(そして大人になってからも)シーモンキーという名前で販売されていたアルテミアの耐久卵を孵化させて飼育していたことがありました。
        あまり長く飼育できなかったのは海水をよくわかっていなかったためだと思います。
        5mmくらいでだいたい全滅してしまい、悲しい思いをしました。

         

        そんなこともあって捨てられないのです。

         

        海の生物にブラインシュリンプ(アルテミア)を餌として与える場合、孵化してすぐのものでなければなりません。
        ブラインシュリンプやワムシには海生生物に必須な栄養素DHAやEPAといった高度不飽和脂肪酸(HUFA:Highly Unsaturated Fatty Acid)が全くと言って良いほど含まれていません。

        本来(ある程度のサイズのある熱帯魚などならば)ワムシやブラインシュリンプを与える際には栄養強化をすればすみます。
        しかし、ブラインシュリンプは孵化仕立ては口がありませんので栄養強化ができないのです。

        かといって栄養強化するまで日にちが経過すると今度は孵化直後は豊富だったタンパク質が減少してしまう上にサイズが大きくなって今度はクラゲが大きくなったブラインシュリンプを食べることができません。

         

        そんなわけで、孵化直後を与えるのですが、数日経過したものは不要になってしまいます。そこで、エビ壜と名付けた飼育壜に投入します。

        ブラインシュリンプ(アルテミア)は容器の大きさに合わせて成長するのか、あまり大きくはなりませんが、数はどんどん殖えていきます。

         

        なので・・・・・

        シーモンキーを飼ってみたい方へどんどん譲って、飼育サポートをしようと思い立ちました。

         

        ただ、生き物なので輸送はやめておきます。

        カフェまで取りにきてくださる方限定でお分けします(無料です)。

        飼育には500ml〜1Lくらい入る硝子壜が適当です。
        お渡しする際には500mlのペットボトルに入れてお渡しします。
        当面の餌もお渡しします(無料です)。

         

        餌は1週間くらいの間に購入していただければ間に合います。

         

        で。

        アルテミアの飼育で一番面倒なのが海水を用意することだと思います。
        しかし、クラゲエフィラみたいに毎日換水する必要はありません。

         

        ブラインシュリンプ(アルテミア)は結構汚い水でもへっちゃらです。
        直射日光が当たらない場所に置いてできるだけ苔や藻が繁殖しないようにすれば
        1か月くらい水換え不要です。

         

        ・・・・・なので、海水を用意するのがめんどくさいという方は1か月に一度カフェに遊びにきてくだされば海水もさしあげます。

         

        海水を取りに来られる場合は、ご来店3日以上前にご連絡ください。
        ご自宅で飼育している容器の容量も合せてご連絡ください。

        ご予約の必要はありませんが、ご予約なしの場合は3時半〜4時半のご来店でお願いします。

         

        アルテミアはある程度、成長すると2匹がくっついて泳ぐようになります。
        しがみついているのがオスで、しがみつかれている先頭を泳いでいるのがメスです。
        成長したオスにはしがみつくための把握器とよばれるものがあります。

        メスのほうがオスにくらべて赤味があります。
        大きくなるとおなかに小さな黒っぽい卵を抱えているものも多く見られるようになると思います。
        これは卵嚢で、中にはたくさんの卵が入っています。

         

        つまり、それが孵化すればどんどん殖えます。

         

        しかし、1か月の間に数が減ってしまった。あるいは全滅してしまった場合は、その旨ご連絡いただければ海水だけでなくアルテミアも合せて差し上げます。

         

        よろしくお願いします。

         

        小さなアルテミアには頭の真ん中に小さな眼が一つだけあります。
        いわゆるノープリウス眼と呼ばれる単眼です。

         

        成長するとその両脇に複眼ができるのですが、これが円らで可愛いのです。

         

        それから、夏休みの宿題サポートもします!
        夏休みのどこかでいくつかのサイズのアルテミアを実体顕微鏡で観察する日を設けます。
        成長段階別に体の部位の説明なども行いますので、小学生の方は今から観察日記をつけてみてください。

         

         

        ※水換え(びん掃除)

        グラスや急須が売っているところで、 セレックVフィルター紅茶用 というものを買うと便利です。
        孵化直後の小さなブラインシュリンプではこの フィルターの目からすり抜けてしまう場合があるので、高いけれどワムシ濾しネットを使う必要があるのですが、配布するものであればこのフィルターで濾せます。
        飼育ビンの水をアルテミアごとざっとフィルターに入れて濾します。
        すぐに海水を水深3cmほど入れておいた容器(タッパか2Lペットボトルを10cmくらいの深さで切ったものなどでかまいません)にフィルターを浸けます。

        そうしたままビンを洗います。洗剤は使用しないでください。

        洗い終わったらよく水を切って、さきほどのフィルターを逆さまにして上から海水を注ぎます。
        フィルターに付いているアルテミアを落としてください。

        最後に一時避難させていた容器にアルテミアが流れてているかもしれないので、その水もビンに入れて完了です。

         

        ブラインシュリンプ/きらら舎

        ブラインシュリンプ/きらら舎

        ブラインシュリンプ/きらら舎

        ブラインシュリンプ/きらら舎

         

         

        海月など(第弐標本室) | comments(0) | - | - |

        エダアシクラゲのクラゲ芽

        2017.03.20 Monday 16:06
        0

          クラゲ・・・・・といってもいろいろな種類があります。

          大きく分けると鉢虫綱 、ヒドロ虫綱、箱虫綱、十文字クラゲ綱の4種類。

          その中でわたしが飼えるものは「あまり大きくならない」「比較的飼い易い」もの。

           

          ミズクラゲは鉢虫綱・旗口クラゲ目。ユウレイクラゲがアカクラゲがこの仲間。

          海月観察会に合わせて発生させてお分けしているように、ポリプの飼育温度を下げたり飢餓状態にすることで人為的にストロビレーションを起させて、一度にたくさんのエフィラ幼生が発生します。

          逆に言えばポリプの飼育はまったく地味で、触手が伸びたり大きくなったり増殖することをひそかに楽しむ程度です。

          もちろん給餌の際に、エビを捕まえる様子はそこそこ面白いのですが、とくに大きな発見はありません。

           

           

          タコクラゲは鉢虫綱・根口クラゲ目。サカサクラゲもこの仲間。

          ポリプはあまり元気がないので、とにかく現状維持。

           

          エイレネクラゲはヒドロ虫綱・軟クラゲ目

          ヒドロ虫網というのはヒドロ根と呼ばれる細い根のようなものを伸ばして、そこからポリプが伸びます。
          今の季節はとくに変化もなく。

          苔が増えてきた飼育ビンを洗うタイミングを悩む程度。

           

          現在、我が家で元気なクラゲはサカサクラゲ。

          成体は週1の給餌・換水(水槽洗い)に留めてできるだけ長く、この水槽で飼育したいと思っています。

          もともと褐虫藻がない(少ない)タイプなので光合成で大きくなっていくこともありません。

           

          サカサクラゲはポリプの状態のものもいて、サカサクラゲのポリプはプラヌロイドとよばれるプラヌラのようなものを出して殖えます。ところが今年に入ってから、プラヌロイドを出すよりクラゲを出すものが多くなってきました。

          以前、写真と一緒に説明したので省略しますが、葉のないチューリップのような姿をしていて、チューリップ部分から触手を伸ばしています。この部分が何か変色してきたなあと思っているうちにクラゲの形になってきて、触手が消滅して、拍動を始め、そして遊離します。

           

           

          クラゲ/きらら舎

          どんどん殖えています。

          ポリプに給餌する際にはポリプびんの中で遊離しているエフィラを探して救出しなければなりません。

           

           

          もう1種類。

          今の季節、調子がいいのがエダアシクラゲ。

          ヒドロ虫綱・花クラゲ目。

          エイレネクラゲと同じようにヒドロ根を伸ばします。

           

          クラゲ/きらら舎

          白い糸のようなものがヒドロ根(ストロン)で変な形のものがポリプ。

           

          クラゲ/きらら舎

          ちょうど真ん中に写っているポリプの横っちょに何かついているの、わかりますか?

          これがクラゲ芽。

           

          少しづつ大きくなっていきます。

           

           

          クラゲ/きらら舎

          クラゲ/きらら舎ク

           

          なんとなくポリプの中にクラゲの形をしたものができてきているのがわかるでしょうか。

          よく見るとたくさんありそうです。

          サイズは1mmくらい。

          上の写真のものはすでに拍動(ピコピコ動く)していたので見つけることができました。

           

          クラゲ/きらら舎ク

          遊離したばかりのものはこんな感じ(左のやつ)。

           

           

          クラゲ/きらら舎

          数日で大きくなります。

          エダアシクラゲという名前のとおり、脚が枝のようにわかれ、朝露のような白い粒ができてきます。

          通常は容器の壁や底にくっ付いている(サカサクラゲもそうですが、こちらは脚でくっ付いているのでサカサではありません)ので水流なども不要です。

           

          ・・・・・ところで。

          これより元気なものがいることに気づきました。

           

          ブラインシュリンプ/きらら舎

          ぼたん雪のような脱皮殻と、卵の殻を巻き上げながら忙しそうに泳いでいます・・・・・アルテミア。

          容器を小さ目にしておくと体があまり大きくならないようです。

          が、密度がかなり大きいので、欲しい人にどんどん配布中です。

           

           

           

           

          海月など(第弐標本室) | comments(0) | - | - |

          サカサクラゲのエフィラ

          2017.02.03 Friday 13:18
          0

            本の打合せも終わって、NHKの撮影も無事済んだので、今朝はサカサクラゲのポリプびんの点検をしました。

            ここ数日はブラインシュリンプをぷしゅ!と投入していただけだったので、フィルターから落下した浮草ポリプの救出と、新たにポリプができている場所を確認します。

             

            いくつかの浮草ポリプを救出したところ、1つがストロビレーションしていました。

             

            サカサクラゲ/きらら舎

            さきっちょのエフィラは3mmほど。

             

            それから、ピコピコとエフィラも泳いでいたので救出。

            サカサクラゲ/きらら舎

            透明なんでわかりづらいですね。

            そして、サイズも2mmほど。

             

            サカサクラゲ/きらら舎

            小さいほうが今日、救出した2mmエフィラ。

            右のほうは2週間前くらいに分離したエフィラ。

            これも分離した当時は濃い褐色で2mmほどでした。

             

             

            サカサクラゲ/きらら舎

            こいつは1月17日くらいに分離したもの。

            濃い褐色で、さらに最初はカサの一部が癒着してハート型に変形していたのですが、大きくなったら治りました。

            大きくなるスピードがとても速く、現在は1cm近くになりました。

             

            サカサクラゲ/きらら舎

             

            これは・・・・・

            サカサクラゲ/きらら舎

            こいつ。

            1月23日にこんな状態で1月26日あたりに分離したもので、

            どんどん青色になっているもの。

             

            ただ、現在7匹いる、大きなサカサクラゲは・・・・・

            サカサクラゲ/きらら舎

            もともと我が家に来た時は

             

            サカサクラゲ/きらら舎

            ほんとうに青白だったので、やっぱりDNAは違うのかもしれません。

             

            クラゲの成体だけ飼育していると、ただ大きくなるだけですが

            ポリプから飼育すると、いろいろなことが起って飽きません。

            海月など(第弐標本室) | comments(0) | - | - |