天氣後報 II

ミドリイシ

2018.01.15 Monday 10:49
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    正月三が日開けの1月4日。

    母の病院の帰りに、特別な用はなかったのだけれどペットショップに寄ってみました。

    母は自分の猫に流行りのペースト状おやつを大量飼いし、わたしは、有孔虫用に小さめなライブロックを買うことにしました。

    しかし、海が荒れているとかで販売用のライブロックはありませんでした。

    (アクアリウムショップの生体〜ライブロックも含めて〜って、実は長く店で維持しているわけではないのかもしれません)

     

    そうしたら、数時間前に破損させてしまったサンゴ付きのものはいかがと勧められました。

    折れた部分はそのうち再生するというので、ミドリイシとしては安価で購入してきました。

     

     

    ミドリイシ。

    刺胞動物の仲間で、花虫綱、六放サンゴ亜綱、イシサンゴ目、ミドリイシ科、ミドリイシ属に属するの種の総称です。

    いわゆる「サンゴ礁」というときに登場する造礁サンゴ。

    しかし、ペットショップ(の、アクアリウム担当)のお兄さんは「トゲサンゴ」とか「エダサンゴ」とか呼んでいました。

     

     

    ミドリイシ/きらら舎

    「トリアエズ」の水槽に放りこみました。

     

    毒吐くかも?

    再生にはどのくらいかかる??

     

    そんなことを調べるために、すぐに有孔虫の水槽には入れられなかったのです。

     

    もともと美しく素晴らしい水槽システムとは無縁なので、結果的に美しいサンゴや華やかなイソギンチャクは我が家にはいません。サンゴについても知識がありませんでしたので。

     

    ラッキーバッグセット&発送に追われるまま、放置したのが上の写真。

    無残にぽっきりと折れたままです。

    彼(ミドリイシくん)の怪我から約1週間後。全然再生してきません。

     

    調べると、飼育は難しいらしい。

    ミドリイシだけど緑じゃないし、すでに死んでいるのかも・・・・・と思ったりもしました。

     

    そして、今日。

    ミドリイシ/きらら舎

    かなり再生しているような・・・・・

     

    こんな炭酸カルシウムの塊みたいな、石みたいなものが、ちゃんと生きてるんだなあと、生き物の生命力に驚いたり。

    ちゃんとエアレーションして光をあててあげようと思います。

     

     

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    ウメボシイソギンチャク

    2018.01.15 Monday 08:22
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      ウメボシイソギンチャク/Beadlet anemone

      学名:Actinia equina
      花虫綱・六放サンゴ亜綱・イソギンチャク目・ウメボシイソギンチャク属・ウメボシイソギンチャク科 

      クラゲと同じ刺胞動物です。
      潮が引いて触手を引っ込めた状態が梅干にそっくりなのでこんな名前が付けられました。 体壁の上部にはアクロラジ(周辺球、acrorhagi)と呼ばれる青色の球が並んでいます。 潮溜まりで多数個体が集まって張り付いている場合が多く、干潮時に採集ができます。 
      胃腔内隔膜でクローンを作り吐き出すという無性生殖でどんどん殖えます。

       

       

       

      【カフェで販売中のちびっこの飼育】

       

      そのまま飼育できる容器でお渡ししますが、止水なので毎日半分くらいづつ換水してください。

       

      海水の用意

      ペットボトルに500mlのカルキ抜きした水を入れて、そこに海水の素15gを入れてよく振って溶かします。

      実際に使用するには一晩おいてください。

      クラゲも飼っている方は、その海水でも問題ありません。

      (0.26〜0.3%)

       

      餌は釜揚シラス、クリル(乾燥エビ)。

      クリルはお皿の上で細かくして、海水でふやかしてください。

      これらをピンセットなどで口にもっていくと、くっつきます(触手でつかみます)。

      食べきれない大きさだと呑み込めなかったり、吐き出したりします。

      食べ残しはできるだけ取り除くようにします。

       

      水が汚れていると感じたら、すぐに換水してください。

       

      きちんと飼育する場合

      小さなうちは底砂などを入れると埋もれてしまう場合がありますので、最初はサンゴの欠片やライブロックを入れておきます。

      少し大きくなったら底面フィルターの小さな水槽を用意してください。

       

      きらら舎では週1くらいでしか給餌していません。

      毎日給餌するとどんどん大きくなります。

       

       

       

      ウメボシイソギンチャク/きらら舎

      ウメボシイソギンチャク/きらら舎

      ウメボシイソギンチャク/きらら舎

      ウメボシイソギンチャク/きらら舎

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      有孔虫 太陽の砂

      2017.12.25 Monday 10:34
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        沖縄のお土産で有名な星の砂。

        実際には有孔虫の殻です。

         

        きらら舎ではミニチュア試験管入り標本として販売しています。

         

        星の形をしているものを星の砂と呼んでいますが、実際には有孔虫にはいくつかの種類があり、

        きらら舎で販売しているものにも混ざっていると思いますが、カルメ焼きや円盤のような丸いところから腕が何本か出ているようなものもあり、こちらは星の砂に対して太陽の砂と呼ばれています。

         

        ウミホタルを(も)研究していた阿部勝巳先生は、実は古生物学者でした。

        著書も文系人間好みで、マグマの位置とカイミジンコの話や、百人一首の中の古生物学など、いつのまにか、自分の生活にはほとんど接点を持たないものにも興味を持つようになりました。

         

        有孔虫は

        真核生物(真核生物)

        リザリア Rhizaria

        有孔虫 Foraminifera Lee, 1990

         

        有孔虫は放散虫と並んで、世界各地の海底堆積物や海成層から微化石として採集されます。

        これらの硬殻の形態研究が、古生物学や古海洋学の分野で行われています。

        もちろん、文系人間の私には、難しい話はわからないし、あまり面白くはないのですが、星の砂や太陽の砂が生きていることにふと気づいたのです。

        「培養が困難あるいは不可能であるため, リザリアの生物学的情報は限られている」

         

        培養?・・・・・飼ってみることができるのか??

         

        と、いうわけで、今日はクラゲ容器の中に紛れている有孔虫の容器の紹介です。

         

        星の砂の正式名はBaculogypsina

        太陽の砂の正式名はCalcarina

         

        これにNeorotaliaという種類が加わって、Calcarinidaeというグループです。

         

        有孔虫/きらら舎

        有孔虫/きらら舎

         

        飼ってるといっても、生きているのかわかりません(笑)

        共生藻をもっているので光合成で栄養が採れます。

        また、微細藻類等も捕食するようなので、ライブロックと海藻を入れてみたり

        培養している海産クロレラをごくごく少量入れたりしています。

         

        有孔虫/きらら舎

        容器の壁面についているものもいて、移動している個体は生きているのでしょう。

         

        有孔虫/きらら舎

        変な色になっているものもあって、これは怪しい。

        が、むしろ、これが共生藻の色で、白いほうが生きていないのか・・・・・わかりづらいです。

         

        有孔虫/きらら舎

        水槽(本当は100均の食パンケース)の壁にくっついている・・・・・

         

         

        有孔虫/きらら舎

        ライブロックに刺さってるようにくっついているのは表面の何かを食べているのかも。

         

         

        有孔虫/きらら舎

        移動している個体はすべて立っています。

        じっと見てても動かないし、いったいどうやって動いているのか、そのうち定点カメラで撮影してみます。

         

         

         

         

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        ピロキスティス

        2017.12.24 Sunday 14:26
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          海生植物プランクトンです。

           

          Pyrocystis fusiformis (ピロキスティス・フィシフォルミス)

           

           

          三日月型の細胞の真ん中に核があり、ルーペで見ると三白眼がたくさん浮かんでいるようです。

          葉緑体を持ち、分裂で無性生殖します。

           

          ピロキスティス/きらら舎

          ピロキスティス/きらら舎

          ピロキスティス/きらら舎

           

           

          ご注文の後には、容器をご用意ください。

          三角フラスコなどがインテリアにもなって素敵です。

           

          理化学用品の耐熱ガラス製のものを用意してください。

           

          熱湯で滅菌しておいてください。

          栓はコルク栓でかまいません。

          栓がない場合はアルミホイルでフタをしておいてください。

           

          海水を用意できる場合は1.023〜1.025で作っておいてください。

          用意ができない場合は、ご注文時にオプションで海水も選択してください。

          オプションの海水は500ml分です。

           

          インテリアに適当な三角フラスコだと300mlくらいかと思いますので

          到着後、三角フラスコの目盛りを見ながら海水を200mlほど入れます。

          そこへチューブに入っているピロキスティスを海水ごとフラスコに入れます。

           


          これでお届けします。

           

          チューブに海水を8分目ほど入れて軽くふり、チューブ内部に付着している(かもしれない)ピロキスティスを海水ごとフラスコに入れます。

          フタをして完了。

          (満タンにはしない)

           

          飼育(培養)はいたって簡単。

          室内の直射日光が当たらない明るい場所に置きます。

          適正温度は15〜25度。

           

          この緩やかな光で光合成をします。

           

          夜は10時を過ぎたら、部屋の明かりの当たらない場所へ移動してください。

          黒い紙や箱をかぶせてもいいでしょう(温度に注意)。

          こうして、昼と夜のサイクルをきちんと作ると、暗くしてから数時間後、

          刺激を与えると青く発光します。

          ただし、面白がってしょっちゅう光らせていると弱ってしまいます。

          また、発光で出た物質で水質が悪化します。

          夜中に目が覚めた時に、ちょっとたたいてみる・・・・・くらいが長く培養するコツです。

           

          殖えてきたなと思ったら、植え継ぎをしてください。

          新しい容器をもう一つ用意して、そこへ半分ほど注ぎ入れ

          残った分を海水で薄めます。

           

          ご注文は気温が高い時期には店頭受け取りのみとなります。

          冬季は寒冷地への発送はしません。

          容器:
          海水:
          数量:

           

           

           

           

           

           

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          アマクサクラゲ

          2017.12.17 Sunday 13:51
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            鉢虫綱

            旗口クラゲ目

            オキクラゲ科

            アマクサクラゲ属

             

            アマクサクラゲがクラゲ先生から届きました。

             

            天女の羽衣をまとったようなクラゲで、動きも優雅です。

             

            アマクサクラゲ/きらら舎

            アマクサクラゲ/きらら舎

            アマクサクラゲ/きらら舎

            アマクサクラゲ/きらら舎

             

            多くのクラゲはブラインシュリンプで飼育ができるのですが、アマクサクラゲはクラゲ喰いのクラゲです。

            水族館などでは形が崩れたミズクラゲなどを与えたりします。

            自宅で飼育するには、冷凍コペ(レンガ)が有効だそうですが、クラゲ先生が実験中の餌があって、早速試してみることにします。

             

            ウメボシイソギンチャクのせいで、我が家では週一でシラスおろしが。

            ウミホタルがいる間はチクワを使ったおつまみが、日替わりで食卓に上がります。

            今日からは、クラゲ先生が実験中の食材が増えそうです(笑)

             

             

             

             

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