天氣後報 II

インシュレーター/July 001

2016.07.13 Wednesday 08:51
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    カフェにはずっと置いてあるのですが、インシュレーターを知らない方も多いので、少しづつ通販に回すことにしました。

     

    まずは・・・#001

    AQUA

    CD 162.1

    BROOKFIELD NEW YORK

    W/SDP's

     

     

    インシュレーター/きらら舎

    インシュレーター/きらら舎

    インシュレーター/きらら舎

    インシュレーター/きらら舎

    インシュレーター/きらら舎

     

     

     

    豆本『硝子碍子』や、以前のブログでは説明しているのですが、さらっとおさらいします。

    詳細は以前のブログの硝子碍子カテゴリーをご参照ください。  >>天氣後報

     

     

     

    硝子碍子(インシュレーター)は、かつて欧米などで使われていたものです。

    木製の電柱についていて、電話(電報)のラインの絶縁体としての役割を担っていました。

    ちなみに日本では昔は白い陶器製、現在ではセラミック製となっています。電信柱を見上げて上のほうに白い丸っこいものや蛇腹のような筒型のものが見えると思います。日本でも色とりどりの硝子碍子が電柱にくっついていたら、きっと楽しい光景なんだろうなと思います。

     

    アメリカではスミソニアン協会によって歴史的な価値を評価されていて、多くのコレクターが存在し、マーケットやクラブも多数存在しています。

    マニアたちがターゲットとしているインシュレーターは100ドル以上のものがメインで、300ドル500ドルのものも珍しくはありません。

     

    しかし、日本ではまだインシュレーターの価値に一定基準もなく、たとえ300ドルのものを輸入しても、3万円では販売できないのが実情です(日本において骨董の価格は、それをどれくらい欲しい人がいるかで決まるためです。)。

    そういうわけで、きらら舎ではインシュレーターは安いものをメインに輸入しています。

    ただ、一応アメリカではヴィンテージとして価値があるものであり、まず輸送してもらうのに、保険がかかります。保険をかけるために空輸で、おまけに硝子製で重いため、送料が嵩みます。ついでに関税がかかります。結果的に販売している価格は現地で購入するものより高額となってしまっています。

     

     

    CDというのはConsolidated Designの略で、数百もあるインシュレーターの型をこのCD番号で分類しています。

    BROOKFIELD NEW YORK というのは当時の大手硝子碍子会社の名前。

    きらら舎で扱うものはHemingray社のものが多いかもしれません。

     

    W/SDP's というのは形の説明で、多くはSkirtについて云々という記載が多くあります。

    Skirtというのは下の部分の名称です。F-Skirtが「フロント」、つまり前面で、R-SkirtのRは「リア」、つまり後ろです。

     

    上の丸っこい部分(頭とか帽子のような部分)の天辺はCome、その部分の全体をCrown。

    頭とスカート部分を分ける溝はWire Groove、ここに電話線が巻かれていたわけです。

    下部分がSkirtで、その下の縁がBaseです。

     

    ご購入された方はご存知かと思いますが、内部は電柱に付けられていた際の螺旋溝があります。

    この螺旋溝をThreaded Pinhole。下からこの溝が始まるまでの空間(スカートの中)をBase of Threads。

    また、内部が二重になっているものもあり、この内側のスカートをInnner Skirt Ptticoat と呼びます。スカートにぺチコート、、、、、な、わけです。

     

    ベースにはフラットなものやツブツブがあるものがあります。

    このツブツブはDrip Pointsと呼ばれていて、丸いツブツブはRound Drip Points(略してRDF)、尖がっているツブツブはSharp Drip Points(略してSDP)、平べったいツブツブはFlat Drip Points(略してFDP)。

    また、ツブツブのないフラットなベースをSmooth Base、やや丸みのあるベースをRounded Baseと呼びます。

     

     

    今回は SDP なので尖がった(メタルの人が来ている革ジャンの鋲みたいな感じ)ツブツブが並んでいます。

    古いものなので、欠けや傷、また、もともとのガラス製造技術が低いため、筋などもあります。

     

    下からライトアップするときれいです。

    アメリカでは飾り方のコンテストも開催されているようです。

    バスルームや寝室の照明や窓辺のアクセント、ペーパーウエイトなど、いろいろ工夫してみてください。

     

    インシュレーター販売は、1つずつアップします。

    売れたら1つアップ。

    売れないまま1週間が経過したら、新しいものをもう1つアップ・・・・・というようにのんびり行っていきます。

     

     

     

     

    硝子碍子(時の標本室) | comments(0) | - | - |

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