天氣後報 II

人魚の涙/ステルクララ

2016.08.11 Thursday 14:30
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    久しぶりの妄想ストーリーです。

     

    もともと、空想と現実がごちゃまぜになった感覚が好きで。

     

    でも、たとえば本(物語)を読むのも、詩を読むのも、音楽を聴くのも、絵画を観るのも、映画を観るのも・・・・・

    すべては自分がいま居る空間とは別のところへ思いを馳せ、それが心地よいということが原点にあるのだと思います。

     

    壮大な物語や素晴らしい音楽ではありませんが、ささやかな妄想もまた、日々の生活をちょっとだけ楽しくさせるような気がします。

     

    たとえば、夜中に屋上で燈台ラジオの周波数に合わせて微かに聴こえる燈台からの発信を聴きながら、街灯の上、暗い空にそびえる清掃工場の煙突を燈台に見立てて、その向こうには海が広がっているなんて妄想したり。

     

    蝉しぐれしか聴こえない、真夏の昼下がり。

    コレクションのガラスマーブルを窓辺に並べて、空に翳し、中の気泡や渦を眺めて、自分がその中に潜っていく空想をしたり。

     

    透明な鉱物標本なんて、そんな妄想のカッコウの材料です。

     

    ステルクララはルーチカの遊び場として時々登場する空想の世界です。

    ルーチカの相棒TOKOさんにはTOKOさんなりの設定が頭の中にあり

    わたしもまた、自分なりの設定があります。

    特にそれらの整合性を図ることはせず、それぞれの妄想ストーリーが発展する時に合わせていく、そんな作業の中でステルクララは存在しています。

     

     

    今回は、そんな妄想ストーリーの中で、人魚の話。

    人魚の涙を手に入れ、小壜に入れて持っていると悲しいことを避けることができる・・・・そんな言い伝えがあります。

    地方によってはそのために人魚が乱獲されたという悲しい歴史もありますが、ステルクララの場合はいたって平和的。

    ステルクララの海辺には人魚がひるねをする場所があるのです。

    夕凪の頃、そっとそこへ行き、ちょっと切ない美しいメロディーを奏でたり、歌ったりすると、人魚が夢を見て涙を流します。これをこっそり小壜にとってくればOK。

     

    今回も数本、人魚の涙を採集することに成功しました。

    ただし、海の水と浜辺の砂もわずかに混ざってしまいましたが。

     

    人魚の涙は時間が経つと球形に結晶します。

    この丸いものが人魚の涙。

     

    人魚の涙/きらら舎

    人魚の涙/きらら舎

    人魚の涙/きらら舎

    人魚の涙/きらら舎

    人魚の涙/きらら舎

    液体はブラックライトで蛍光します。

     

    人魚の涙/きらら舎

    砂は蓄光します。

     

    小さなアンプル管に封じこめています。
    アンプル管なので首の部分に力をかけるとたやすく折れてしまいますのでご注意ください。
    ただし、そう簡単に薬が漏れては危険なので、アンプル管はボディは結構強いです。

     

     

    ちなみに、アンプル管の青い丸って何?って聞かれましたのでここに書いておきます。

    実用としてアンプル管を使う場合、中の薬を取りだすために首の部分を折ります。

    右利きの場合は、左にアンプル本体を持ち、青い印が上に来るようにします。

    右手の親指をこの丸にあてて下方向に力を入れるとちょうど首がポキッと折れるという目印です。

     

     

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