天氣後報 II

アルテミア倶楽部(ブラシュリ部)

2017.03.21 Tuesday 14:03
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    自室のクラゲエリアにアルテミアの飼育壜があります。
    もともとアルテミアはクラゲエリアで飼育している海生生物の餌です。
    せっかく孵化させたブラインシュリンプを餌として与えるのは多少抵抗があるのですが
    まあ、冷凍のブラインシュリンプを使っても同じことなので毎日孵化させて給餌しています。

    しかし、餌となって消費されるのは仕方ないとしても、生きているものを捨てることに抵抗があります。

     

    小学生だった頃には(そして大人になってからも)シーモンキーという名前で販売されていたアルテミアの耐久卵を孵化させて飼育していたことがありました。
    あまり長く飼育できなかったのは海水をよくわかっていなかったためだと思います。
    5mmくらいでだいたい全滅してしまい、悲しい思いをしました。

     

    そんなこともあって捨てられないのです。

     

    海の生物にブラインシュリンプ(アルテミア)を餌として与える場合、孵化してすぐのものでなければなりません。
    ブラインシュリンプやワムシには海生生物に必須な栄養素DHAやEPAといった高度不飽和脂肪酸(HUFA:Highly Unsaturated Fatty Acid)が全くと言って良いほど含まれていません。

    本来(ある程度のサイズのある熱帯魚などならば)ワムシやブラインシュリンプを与える際には栄養強化をすればすみます。
    しかし、ブラインシュリンプは孵化仕立ては口がありませんので栄養強化ができないのです。

    かといって栄養強化するまで日にちが経過すると今度は孵化直後は豊富だったタンパク質が減少してしまう上にサイズが大きくなって今度はクラゲが大きくなったブラインシュリンプを食べることができません。

     

    そんなわけで、孵化直後を与えるのですが、数日経過したものは不要になってしまいます。そこで、エビ壜と名付けた飼育壜に投入します。

    ブラインシュリンプ(アルテミア)は容器の大きさに合わせて成長するのか、あまり大きくはなりませんが、数はどんどん殖えていきます。

     

    なので・・・・・

    シーモンキーを飼ってみたい方へどんどん譲って、飼育サポートをしようと思い立ちました。

     

    ただ、生き物なので輸送はやめておきます。

    カフェまで取りにきてくださる方限定でお分けします(無料です)。

    飼育には500ml〜1Lくらい入る硝子壜が適当です。
    お渡しする際には500mlのペットボトルに入れてお渡しします。
    当面の餌もお渡しします(無料です)。

     

    餌は1週間くらいの間に購入していただければ間に合います。

     

    で。

    アルテミアの飼育で一番面倒なのが海水を用意することだと思います。
    しかし、クラゲエフィラみたいに毎日換水する必要はありません。

     

    ブラインシュリンプ(アルテミア)は結構汚い水でもへっちゃらです。
    直射日光が当たらない場所に置いてできるだけ苔や藻が繁殖しないようにすれば
    1か月くらい水換え不要です。

     

    ・・・・・なので、海水を用意するのがめんどくさいという方は1か月に一度カフェに遊びにきてくだされば海水もさしあげます。

     

    海水を取りに来られる場合は、ご来店3日以上前にご連絡ください。
    ご自宅で飼育している容器の容量も合せてご連絡ください。

    ご予約の必要はありませんが、ご予約なしの場合は3時半〜4時半のご来店でお願いします。

     

    アルテミアはある程度、成長すると2匹がくっついて泳ぐようになります。
    しがみついているのがオスで、しがみつかれている先頭を泳いでいるのがメスです。
    成長したオスにはしがみつくための把握器とよばれるものがあります。

    メスのほうがオスにくらべて赤味があります。
    大きくなるとおなかに小さな黒っぽい卵を抱えているものも多く見られるようになると思います。
    これは卵嚢で、中にはたくさんの卵が入っています。

     

    つまり、それが孵化すればどんどん殖えます。

     

    しかし、1か月の間に数が減ってしまった。あるいは全滅してしまった場合は、その旨ご連絡いただければ海水だけでなくアルテミアも合せて差し上げます。

     

    よろしくお願いします。

     

    小さなアルテミアには頭の真ん中に小さな眼が一つだけあります。
    いわゆるノープリウス眼と呼ばれる単眼です。

     

    成長するとその両脇に複眼ができるのですが、これが円らで可愛いのです。

     

    それから、夏休みの宿題サポートもします!
    夏休みのどこかでいくつかのサイズのアルテミアを実体顕微鏡で観察する日を設けます。
    成長段階別に体の部位の説明なども行いますので、小学生の方は今から観察日記をつけてみてください。

     

     

    ※水換え(びん掃除)

    グラスや急須が売っているところで、 セレックVフィルター紅茶用 というものを買うと便利です。
    孵化直後の小さなブラインシュリンプではこの フィルターの目からすり抜けてしまう場合があるので、高いけれどワムシ濾しネットを使う必要があるのですが、配布するものであればこのフィルターで濾せます。
    飼育ビンの水をアルテミアごとざっとフィルターに入れて濾します。
    すぐに海水を水深3cmほど入れておいた容器(タッパか2Lペットボトルを10cmくらいの深さで切ったものなどでかまいません)にフィルターを浸けます。

    そうしたままビンを洗います。洗剤は使用しないでください。

    洗い終わったらよく水を切って、さきほどのフィルターを逆さまにして上から海水を注ぎます。
    フィルターに付いているアルテミアを落としてください。

    最後に一時避難させていた容器にアルテミアが流れてているかもしれないので、その水もビンに入れて完了です。

     

    ブラインシュリンプ/きらら舎

    ブラインシュリンプ/きらら舎

    ブラインシュリンプ/きらら舎

    ブラインシュリンプ/きらら舎

     

     

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