天氣後報 II

有孔虫 太陽の砂

2017.12.25 Monday 10:34
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    沖縄のお土産で有名な星の砂。

    実際には有孔虫の殻です。

     

    きらら舎ではミニチュア試験管入り標本として販売しています。

     

    星の形をしているものを星の砂と呼んでいますが、実際には有孔虫にはいくつかの種類があり、

    きらら舎で販売しているものにも混ざっていると思いますが、カルメ焼きや円盤のような丸いところから腕が何本か出ているようなものもあり、こちらは星の砂に対して太陽の砂と呼ばれています。

     

    ウミホタルを(も)研究していた阿部勝巳先生は、実は古生物学者でした。

    著書も文系人間好みで、マグマの位置とカイミジンコの話や、百人一首の中の古生物学など、いつのまにか、自分の生活にはほとんど接点を持たないものにも興味を持つようになりました。

     

    有孔虫は

    真核生物(真核生物)

    リザリア Rhizaria

    有孔虫 Foraminifera Lee, 1990

     

    有孔虫は放散虫と並んで、世界各地の海底堆積物や海成層から微化石として採集されます。

    これらの硬殻の形態研究が、古生物学や古海洋学の分野で行われています。

    もちろん、文系人間の私には、難しい話はわからないし、あまり面白くはないのですが、星の砂や太陽の砂が生きていることにふと気づいたのです。

    「培養が困難あるいは不可能であるため, リザリアの生物学的情報は限られている」

     

    培養?・・・・・飼ってみることができるのか??

     

    と、いうわけで、今日はクラゲ容器の中に紛れている有孔虫の容器の紹介です。

     

    星の砂の正式名はBaculogypsina

    太陽の砂の正式名はCalcarina

     

    これにNeorotaliaという種類が加わって、Calcarinidaeというグループです。

     

    有孔虫/きらら舎

    有孔虫/きらら舎

     

    飼ってるといっても、生きているのかわかりません(笑)

    共生藻をもっているので光合成で栄養が採れます。

    また、微細藻類等も捕食するようなので、ライブロックと海藻を入れてみたり

    培養している海産クロレラをごくごく少量入れたりしています。

     

    有孔虫/きらら舎

    容器の壁面についているものもいて、移動している個体は生きているのでしょう。

     

    有孔虫/きらら舎

    変な色になっているものもあって、これは怪しい。

    が、むしろ、これが共生藻の色で、白いほうが生きていないのか・・・・・わかりづらいです。

     

    有孔虫/きらら舎

    水槽(本当は100均の食パンケース)の壁にくっついている・・・・・

     

     

    有孔虫/きらら舎

    ライブロックに刺さってるようにくっついているのは表面の何かを食べているのかも。

     

     

    有孔虫/きらら舎

    移動している個体はすべて立っています。

    じっと見てても動かないし、いったいどうやって動いているのか、そのうち定点カメラで撮影してみます。

     

     

     

     

    海月やその他生物(第弐標本室) | comments(0) | - | - |

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