パキスタン産のオイル入り水晶。
含有している油の量は小さな粒でも大きな結晶でもあまり変わらないので
今回の大き目な結晶には、あまりたくさんの油は確認できないのですが、骸晶が美しいので個別指定販売としました。
A
>
>
B
>
>
>
C
>
>
>
D
>
>
>
E
>
>
>
オイルは暗いところでブラックライトを近づけると確認できます。
写真だと、骸晶ならではの内部のクラックにブラックライトに含まれる可視光が反射してしまってわかりづらいので、ご購入された方はぜひ、肉眼でご確認ください。
それからL-eyeで撮影しても面白いものが撮れます。
>
バックカメラ(自撮りではない通常の撮影モード)にレンズを付けて、2.4倍で撮影したもの。
内部のクラックなどもよくわかります。
>
>
8倍まで拡大してみました。
L-eyeの倍率×スマホカメラのズームなのでかなり拡大した写真が撮れます。
骸晶ができるのは、成長のスピードが速い時。
稜線部分の成長が早く、それに面の成長が追い付かないので、階段状になった結晶になります。
身近なところではビスマス人工結晶の形。
通常は少しだけ歪んだ立方体になるべきところ、辺の部分だけ早く成長して、あんな形になります。
水晶の場合は、二酸化ケイ素の濃度が高い水中で育ったと考えられます。
そこに原油もあったため、取り込まれました。
ワニ水晶など、水晶骸晶では、ガス(気泡となっている)や水や油が取り込まれていることが多いので、入手された場合は探してみてください。
今回の5つは硝子ねじフタのアルミケースに入れてお届けします。