天氣後報 II

藍銅鉱

2018.05.01 Tuesday 14:20
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    藍銅鉱というと、濃い青色の結晶というより、球状のものを思い浮かべる場合が多いかもしれません。

    鉱物はいろいろな産状があるのが楽しいです。

     

    今回はラベルには藍銅鉱と記載があります。

     

    【藍銅鉱/Azurite】

    Sepon Mine, Savannakhet Province, Laos

     

    サワンナケート県( Provinceは州とか県とかの区画を示します)はラオス中南部に位置し、県内にはクメール遺跡があり、

    恐竜の化石などの産地でもよく登場します。

     

    A

    藍銅鉱/きらら舎

    藍銅鉱/きらら舎

    藍銅鉱/きらら舎

    濃い藍色の結晶が藍銅鉱です。

    ルーペで観察すると、球状結晶の表面のような微細な結晶が集合している部分もあります。

     

    藍銅鉱は孔雀石とともに銅の鉱床上部の酸化地帯から産出される、銅の二次鉱物です。

    藍銅鉱の化学式は

    Cu3(OH)2(CO3)2

     

    写真の緑色部分は孔雀石です。

    孔雀石の化学式は

    Cu2(OH)2(CO3)

     

    非常に似ています。

    藍銅鉱から孔雀石に変化する場合も少なくありません。

     

     

    B

    藍銅鉱/きらら舎藍銅鉱

    藍銅鉱/きらら舎藍銅鉱

    藍銅鉱/きらら舎藍銅鉱

     

    藍銅鉱と孔雀石はともに、岩絵の具の原料でもあります。

    この標本をこのまますり潰して絵の具にしたら、どんな色になるのか、やってみたいです・・・・・が勿体ないのでこのまま販売します。

     

     

     

     

     

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