天氣後報 II

水晶観察機

2018.05.08 Tuesday 09:26
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    水晶は珪酸塩の四面体が酸素原子を共有して螺旋を描くように構成され、成長しています。

     

    人工水晶は切断加工するときの切断方位を同じにするため(逆だと水晶振動子の温度特性が変わってしまう)右水晶に統一されています。

    自然界には右巻きと左巻きはちょうど半々の割合で存在します。

     

    今回、KentStudioが水晶(の螺旋)観察機を作るにあたり、100個の水晶球を購入し、観察してみたところ、

    右:左は49:50 1つはクラックにより判別不能、という結果でした。

     

    蛍石を八面体に割ったことがある方はわかるかと思いますが、

    小さいほうが割り易い(老眼などの問題は別として)と感じたと思います。

    実際に、蛍石の八面体では、小さなものにはほとんどクラックがなく、大きなものになればなるほど、クラックや傷が入っています。

     

    水晶球もこれと同じで、大きなものになると、クラックが入っていたり、球の歪みによって美しいエアリースパイラルを観察するのは難しくなります。

     

    今回はいつものKentStudioの木製品と同様の材料&作り方にて、観察機を作りました。

    雲母検板の代わりに、1/4波長板を採用しました。

    工業的に使用される高額な波長板から工作に使うものまでいろいろ買って試行錯誤しました。

     

    レンズの枠にはアルミを使用しました。

     

     

    水晶観察機/きらら舎

    水晶観察機/きらら舎

     

    で、一番、大変なのは、所有する水晶球のC軸を2つの窓を結ぶ線に平行になるような角度を見つけることです。

     

    そこで、固定板をいろいろ試行錯誤しました。

    水晶観察機完成時には板の固定版でしたが、よりサイズが違う水晶球に対応するため、

    また、光を遮断しないために、真鍮クリップに改良されました。

     

    水晶観察機/きらら舎

    ビヨンと拡がりますので、先の輪に水晶球のカーブを合わせて固定し、

    クリップの端を上下から挟むようにして持ち、

    水晶球をくるくると回してください。

    (左右からはさんでつかむと、水晶球を回しづらくなります)

     

    焦点距離とC軸の方向を同時に見つけるのは、それでも大変かもしれません。

    距離がわかった時点で同じ水晶球であればほぼその距離でエアリースパイラルが観察できますので、マステなどでマーキングしておくといいかもしれません。

     

     

    水晶観察機/きらら舎

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