天氣後報 II

紫水晶の加熱実験(人工シトリン)/鉱物レシピ067P

2015.05.26 Tuesday 08:55
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    先日のカフェ営業終了後、神保町の書泉さま展示用に貯石壜他、『鉱物レシピ』に関するいくつかの標本を送りました。
    この中に紫水晶と加熱後の人工シトリンも加えました。
    しかし、カフェでは5/30、5/31も関連イベントがあるので、昨日、週末のカフェ用のものを作りました。

    その経過と、合わせて『鉱物レシピ』のフォローを記しておきます。

    紫水晶加熱実験/きらら舎鉱物レシピ


    もし、ガラスのフュージングや七宝焼きのために小さな電気炉を持っていて、ご自宅で実験してみようと思った場合。
    あるいは、カフェの人工シトリンワークショップで、紫水晶を選ぶ場合。
    紫色が濃い目で、1つ1つの結晶が大きなもののほうが変化を愉しめます。

    これは温度、加熱のスピード、産地、個体差などにもよるので一概には言い切れませんが、
    色が薄めの場合、色の変化も少ないようです。
    また、結晶が小さい場合、もともと紫だった根本のほうも白いまま、結晶のさきっちょだけが色づきます。
    (後日、その見本的な標本をカフェにて撮影して、ここにアップしておきますが)

    そこで、今回はちょっと奮発して、結晶が大きく色も濃い標本を使いました。

    紫水晶加熱実験/きらら舎鉱物レシピ


    紫水晶加熱実験/きらら舎鉱物レシピ

    電気炉の温度がちょうど500度に達したところ。
    450度くらいで色が消え始め、480度で手前右側の結晶が割れてしまったので、温度上昇を緩めるために電気炉の扉は閉めたまま、加熱をLOWに切り替えました。

    紫水晶加熱実験/きらら舎鉱物レシピ

    540度まで上がったところで、加熱をやめました。
    この時も色は上とほとんど変わらない状態でしたが、そのまま扉だけ開けて、電気炉の中に放置しました。
    その後、電気炉の温度が400度に下がったところで扉を閉めました。
    上の写真は翌日取り出した際のものです。

    紫水晶加熱実験/きらら舎鉱物レシピ

    紫水晶加熱実験/きらら舎鉱物レシピ


    今回は、通常のカフェのワークショップとほぼ同じ加熱温度&時間でした。
    カフェでは600度まで加熱してみることもありますが、その時には虹水晶みたいになりました。
    時々、撮影しながらだったので、結果的にはゆっくりと高温まで上げたことになります。

    次回は、低温でゆっくり加熱し、ゆっくり冷ますとどうなるか、実験してみることにします。

     
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