天氣後報 II

ビスマス人工結晶生成/鉱物レシピ052P

2015.05.29 Friday 10:48
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    鉱物レシピにビスマスを掲載しましたが、実際にご家庭の台所で作ってみる・・・には敷居は高いかもしれません。
    が。夏休みにチャレンジしてみよう!という方も少なくないはず。
    そこで、注意点を捕捉します。

    まず、作るのにいくらくらいかかるのかという問題。

    ビスマスはネットで購入できます。
    ただし、結晶生成のためのものではない(工業材料)ので、ロットによって若干の当たりはずれがあります(と、わたしは感じています)。
    ネットショップによっては200gから購入できますが、最初は最低でも500gは必要です。

    ビスマス/鉱物レシピ052P

    この卵型のもの。計量したところ244gでした。
    結晶が育つにはこの卵型いっぱいのビスマスが必要なので、最低500gくらいあれば・・・という判断で、
    融かす際に鍋に付着する分を考えれば最初は1kgは欲しいところです。
    チップだと現在1kgで約6000円強です。

    作り方は本をご参照いただくとして、
    その作り方だとどうしてもすべて結晶にすることはできません。
    夏休みの宿題の目安として、上記くらいのサイズの容器だと1kgで3個が限界かと思われます。

    次に鍋と器ですが、ステンレスのものを使用してください。
    失敗例も本に掲載しましたが、実は、この卵型は業務用のお菓子の型で、ステンレス製なのですが、アルミメッキがしてあり、それを落としきらないまま生成を行ったため、あの失敗例になりました。
    失敗したときづかずに、融けたビスマスを鍋に戻した場合、鍋全体がだめになる場合もありますので、ご注意ください。

    さて。
    プリン型やお菓子型を使っているんだから、耐熱ガラスの容器やシリコンではだめなの?という疑問がわいてくると思います。
    耐熱ガラスは確かに、オーブンにも対応しているものがあるので、一概には言えませんが、所有していたガラス製のプリン型(オーブンでも使用していたもの)は見事に割れました。
    また、シリコンでも実験してみました。

    ビスマス/鉱物レシピ052P

    結果はこんなの。

    ビスマス/鉱物レシピ052P

    一応、虹色光沢はあり、結晶も育っていますが、いまいちきれいではありません。

    ビスマス/鉱物レシピ052P

    さらに裏面はこんなの。

    やや危険な匂いがしますね。

    結論として、
    作れないことはないが、ビスマス結晶はあまりきれいではなく、作っている間も型が柔らかいので、取扱いには十分気を付けないと、大火傷をしそう。
    また、型も繰り返し使用すると危ないかもという感じです。

    ただ、この月面風な表面は面白いので、
    ビスマス月球にチャレンジ中。

    ちょうどルーチカの次回の図鑑が『天体観測』なので、
    上手くできたら販売します。

    それから次回のカフェのビスマスワークショップは2015年6月27日です。
    ご予約開始は6月14日の予定です。









     
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